第108回日本消化器病学会四国支部例会 第119回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長挨拶

第108回 日本消化器病学会四国支部例会 会長挨拶

第108回日本消化器病学会四国支部例会を平成29年11月3(金)から4日(土)の2日間、かがわ国際会議場・サンポートホール高松で開催いたします。本学会のプログラムを検討する段階で重視したのは予防医学であります。確かに近年の医療の進歩は著しく、がん治療も確実な進歩を遂げましたが、薬剤の高額化や超高齢社会突入に伴う社会保障給付費の増加が我が国の財政を逼迫している状況になっています。日本は長寿社会ですが、健やかな老後を過ごしている人が多いとは決して言えません。少子高齢化時代であるからこそ、今後活力ある社会を維持しなければなりません。そのためにも、若年者から高齢者の全ての人に対して生活習慣の改善による動脈硬化関連疾患やがん等の疾病予防を行うことは、あらゆる意味において有意義ではないでしょうか。ひと昔前であれば軽視されがちであった予防医学も、最近ではメディア・学会等も盛んにその重要性を取り上げており、消化器病を専門とする我々もこの分野に深く関わっていく必要性を痛切に感じます。

今回、特別講演としまして、JA尾道総合病院消化器内科の花田敬士先生をお迎えしまして「膵癌早期診断の最前線」をご講演賜ります。発見困難で死亡率の高い膵癌について予防医学的に今可能なことをご教授いただきます。ランチョンセミナーでは、函館病院消化器科がん予防センターの間部克裕先生より「胃がん死撲滅時代における内視鏡によるH.pylori 感染状態の診断ー経鼻内視鏡、IEEー」と題し、胃癌予防戦略についてお話を賜ります。シンポジウムにおいても消化器疾患の予防、早期診断・治療に重点を置いています。今後の消化器分野が担うべき予防医療の役割について考えることができる意味あるプログラムであると自負しております。

このたび、このような有意義ある会を開催できますのは、学会員の先生方の協力、ご指導のおかげであります。深く感謝申し上げます。研修医、専修医の方々にも多くの発表をいただき、活発な議論ができればと願っております。当日は多数の先生方のご参加を期待しております。よろしくお願い申し上げます。

第108回日本消化器病学会四国支部例会
会長 安田 貢
(KKR高松病院 人間ドックセンター)

第119回 日本消化器内視鏡学会四国支部例会 会長挨拶

第119回日本消化器内視鏡学会四国支部例会会長を拝命いたしました、香川県立中央病院消化器内科 石川 茂直と申します。歴史ある本会を担当する機会を与えていただき、光栄に存じます。四国支部長、幹事・評議員並びに会員の皆様方に深謝申し上げます。

今回は高松市での開催で第108回日本消化器病学会四国支部例会(KKR高松病院 人間ドックセンター 安田 貢会長)との合同で開催させていただきます。

学会のテーマを「1.消化器疾患の予防と早期診断を目指して」「2.消化器疾患の低侵襲治療」「3.肝疾患と栄養」といたしました。

高齢化社会を迎え、より患者に少ない負担、後遺症の少ない治療が求められており、今後いっそうその重要性は増してきます。消化器内視鏡領域はより早期の診断から、治療に至るまで、重要な役割を担っております。四国の各施設においても新たな取り組みがなされており、この観点よりご発表いただき議論を深めたいと考えております。

特別講演には岡山大学 消化器・肝臓内科学 岡田裕之教授に「ピロリ除菌時代の胃癌診療」と題して、ご講演をいただく予定にしております。

また研修医、専修医の方々にも多くの発表をいただき、活発な討論をお願いしたく存じます。消化器内視鏡学の面白さ、奥深さなどを認識して頂くとともに、これからを担う若い医師へのご指導をいただければ幸いです。

学会は研究内容の発表の場であるとともに、新しい知識を得る場で、さらに多くの人達との交流を深める場でもあります。多数の皆様のご参加をいただき、学会を盛り上げていただけますようお願い申し上げます。

第119回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
会長 石川 茂直
(香川県立中央病院 消化器内科)

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